일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ふくろうのめ

梟の眼

大倉 燁子

大倉 燁子의 梟の眼(ふくろうのめ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,354자 · 23화면

아오조라 문고

「皆さん、お立派で――、私きまりが悪いから、――はやく、このネックレースをとってしまって頂戴よ」

春樹は苦笑して、

「馬鹿だなあ。だから、止せッて云ったんだ」

と云いながら、ルビーと真珠を鏤めたネックレースの環を外してやった。

陽子は春樹の先に立って、その列の前を通りながら、一人々々挨拶をした。中ほどのところまで来て、何気なく次ぎの女の顔を見た。彼女は驚いて足が竦んでしまった。それは昨日会った薄墨色の女ではないか、しかも、その左の指に煌々と輝いているダイヤ――、それは慥かに見覚えのあるものであった。スリがどうして主催者側の一人として立っているのだろう? 余りの不思議さに暫時棒立ちになっていると、先方から陽子の手を握って嬉しそうに微笑み、「昨日は失礼、――今晩はよくいらっしゃいました」と愛想よく云って、隣の夫人へ、梅田子爵夫人であると紹介した。春樹は妹の後にいたので、名も知らない薄墨色の女に握手もし、自己紹介もした。

列を通り越してホールの中に入ると、陽子は周囲を見廻しながら、兄の耳に口を寄せた。

「大変ですよ。お兄さん。あの薄墨色の女はスリです」

「えッ、だって、主催者のリスイーヴング・ラインに立っていたじゃないか。