후리가나로 읽는 일본 고전
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もほうとどくりつ
模倣と独立
夏目 漱石의 模倣と独立(もほうとどくりつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,633자 · 41화면
芸術にでも総てそういうような一種の法則というものがあって、それを守らなければならぬように周囲が吾人に責めるのであります。一方ではイミテーション、自分から進んで人の真似をしたがる。一方ではそういう法則があって、外の人から自分を圧迫して人に従わせる。この二つの原因があって、人間というものの特殊の性というものは失われて、平等なものになる傾きがある。その意味で私なら私が、人間全体を代表することが出来る資格を有ち得るのであります。
私は人間を代表すると同時に私自身をも代表している。その私自身を代表しているという所から出立して考えて見ると、イミテーションという代りにインデペンデントという事が重きを為さなければならぬ。人がするから自分もするのではない。人がそうすれば――他人は朝飯に粥を食う俺はパンを食う。他人は蕎麦を食う俺は雑を食う、われわれは自分勝手に遣ろう御前は三杯食う俺は五杯食う、というようなそういう事はイミテーションではない。他人が四杯食えば俺は六杯食う。それはイミテーションでないか知らぬが、事によると故意に反対することもある。これは不可ない。世の中には奇人というものがありまして、どうも人並の事をしちゃあ面白くないから、何でも人とは反対をしなければ気が済まない。