후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
そり
橇
黒島 伝治
黒島 伝治의 橇(そり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,663자 · 24화면
「金がほしいんだ。」
「金か……」商人は、わざと笑った。「なあ、ペーター・ヤコレウイチ、二人の若いのをのせてやりゃ、金はらくらくと儲るじゃないか。」
イワンは、口の中で、何かぶつぶつ呟きながら、防寒靴をはき、破れ汚れた毛皮の外套をつけた。
「戦争かもしれんて」彼は小声に云った。「打ちあいでもやりだせゃ、俺れゃ勝手に逃げだしてやるんだ。」
戸外では若い馭者が凍えていた。商人は、戸外へ出ると、
「さあ、次へやってくれ!」と元気よく云った。
橇は、快く、雪の上を軽く辷って、稍傾斜している道を下った。
商人は、次の農家で、橇と馬の有無をたしかめ、それから玄関を奥へ這入って行った。
そこでも、金はいくらでも出す、そう彼は持ちかけた。そこが纏ると、又次へ橇を馳せた。
日本人への反感と、彼の腕と金とが行くさきざきで闘争をした。そして彼の腕と金はいつも相手をまるめこんだ。
三
橇は中隊の前へ乗りつけられた。馬が嘶きあい、背でリンリン鈴が鳴った。
各中隊は出動準備に忙殺されていた。しかし、大隊の炊事場では、準備にかえろうともせず、四五人の兵卒が、自分の思うままのことを話しあっていた。