일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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いんじゅうトリステサ

橘外男ワンダーランド 人獣妖婚譚篇

橘 外男

橘 外男의 橘外男ワンダーランド 人獣妖婚譚篇(いんじゅうトリステサ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 154,788자 · 299화면

아오조라 문고

言うだけ余計なことであろうから、ここにはこの日記に関係のない調査隊の活動なぞということは一切省略して申し上げぬこととしようが、ともかく、いよいよオジュラノ高山を囲繞する大密林地域の測量もほぼ終わりかけて――ということは、やがて、私の志願した仕事も予定の約一カ年半の期間をほぼ終わりかけていた頃、ということになるのであったが――現地の事情に通ぜぬ委員たちが、ただ地図の上へ盲滅法に線を引いただけの迂愚を笑いつつ、自分たちの一年有半労苦の結晶たる測量図の整理を急いでいた頃には、すでに、熱帯風土病である黒死病のために班員中七名の土人人夫を失い、猛獣のため三名を失い、馬匹は六頭を斃され、残る班員の大多数も髯ぼうぼうとして山男のごとく、被服は、汗と塵、垢に塗れて破れ裂け、補給の道もなく、皮膚は一年有余にわたる灼熱の太陽に燬かれてアンゴラ土人となんの変わりもないくらいにこげ切っていた。

もしこれが政府の仕事でなかったならば、到底これほどまでに完全なる測量図もできなかったであろうと思われるほどに、その困苦は言語に絶して烈しいものであった。幸いに政府の仕事であったればこそ三カ月に一度ずつ、首府ロアンダを発してこれら十八班全部をめぐって食糧の補給、郵便物の連絡をつけてくれる行嚢班があったばっかりに、わずかにそれに慰められて、