일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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うたのえんじゃくするとき

歌の円寂する時

折口 信夫

折口 信夫의 歌の円寂する時(うたのえんじゃくするとき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,623자 · 28화면

아오조라 문고

そうした揺曳に気のつく事も、批評家でなくては出来ぬ事が多い。更にその雲気が胸を圧えるのは、どう言う暗示を受けたからであるかを洞察する事になると、作家及び読者の為事でない。そうした人々の出来る事は、たかだか近代劇の主題程度のものである。批評家は此点で、やはり哲学者でなければならぬ。当来の人生に対する暗示や、生命に絡んだ兆しが、作家の気分に融け込んで、出て来るものが主題である。其を又、意識の上の事に移し、其主題を解説して、人間及び世界の次の「動き」を促すのが、ほんとうの文芸批評なのである。

だから狭い意味では、その将来の方角を見出して、作家の個性を充して行ける様に導いて行くのが批評家の為事であり、も少し広くすると、人間生命の裏打ちになっている性格の発生を、更に自由に、速やかならしめるものでなくてはならぬ。外的に言えば人間生活の上の事情を、違った方角へ導いて、新しい世の中を現じようとする目的を持ったものであることである。

小説・戯曲の類が、人生の新主題を齎して来る様な向きには、詩歌は本質の上から行けない様である。だから、どうしても、多くは個々の生命の問題に絡んだ暗示を示す方角へ行く様である。