후리가나로 읽는 일본 고전
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うたあんどん
歌行灯
泉 鏡花
泉 鏡花의 歌行灯(うたあんどん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 36,094자 · 72화면
吃驚して按摩が手を引く、その嘴や鮹に似たり。
兄哥は、しっかり起直って、
「いや、手をやすめず遣ってくれ、あわれと思って静に……よしんば徐と揉まれた処で、私は五体が砕ける思いだ。
その思いをするのが可厭さに、いろいろに悩んだんだが、避ければ摺着く、過ぎれば引張る、逃げれば追う。形が無ければ声がする……ピイピイ笛は攻太鼓だ。こうひしひしと寄着かれちゃ、弱いものには我慢が出来ない。淵に臨んで、崕の上に瞰下ろして踏留まる胆玉のないものは、いっその思い、真逆に飛込みます。破れかぶれよ、按摩さん、従兄弟再従兄弟か、伯父甥か、親類なら、さあ、敵を取れ。私はね、……お仲間の按摩を一人殺しているんだ。」
十二
「今からちょうど三年前。……その年は、この月から一月後の師走の末に、名古屋へ用があって来た。ついでと言っては悪いけれど、稼の繰廻しがどうにか附いて、参宮が出来るというのも、お伊勢様の思召、冥加のほど難有い。ゆっくり古市に逗留して、それこそついでに、……浅熊山の雲も見よう、鼓ヶ嶽の調も聞こう。二見じゃ初日を拝んで、堺橋から、池の浦、沖の島で空が別れる、上郡から志摩へ入って、日和山を見物する。