후리가나로 읽는 일본 고전
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うたあんどん
歌行灯
泉 鏡花
泉 鏡花의 歌行灯(うたあんどん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 36,094자 · 72화면
玉の砧を、打つや、うつつに、天人も聞けかしとて、雲井、と銘ある秘蔵の塗胴。老の手捌き美しく、錦に梭を、投ぐるよう、さらさらと緒を緊めて、火鉢の火に高く翳す、と……呼吸をのんで驚いたように見ていたお千は、思わず、はっと両手を支いた。
芸の威厳は争われず、この捻平を誰とかする、七十八歳の翁、辺見秀之進。近頃孫に代を譲って、雪叟とて隠居した、小鼓取って、本朝無双の名人である。
いざや、小父者は能役者、当流第一の老手、恩地源三郎、すなわちこれ。
この二人は、侯爵津の守が、参宮の、仮の館に催された、一調の番組を勤め済まして、あとを膝栗毛で帰る途中であった。
二十一
さて、饂飩屋では門附の兄哥が語り次ぐ。
「いや、それから、いろいろ勿体つける所作があって、やがて大坊主が謡出した。
聞くと、どうして、思ったより出来ている、按摩鍼の芸ではない。……戸外をどッどと吹く風の中へ、この声を打撒けたら、あのピイピイ笛ぐらいに纏まろうというもんです。成程、随分夥間には、此奴に(的等。)扱いにされようというのが少くない。
が、私に取っちゃ小敵だった。けれども芸は大事です、侮るまい、と気を緊めて、そこで、膝を。