일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ぶけわらじ

武家草鞋

山本 周五郎

山本 周五郎의 武家草鞋(ぶけわらじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 17,835자 · 35화면

아오조라 문고

柏屋彦兵衛といい、土蔵の三棟もあり、店の者も多く、雑穀乾物や日用の品々を手びろく扱っていた。……かれの草鞋は評判がよかった、武家用のもので軽くないのが難だったが、丈夫なことは類がないから、馴れるとほかの物は履けないという、その代り打ち藁も布切も多く使うので、手間賃の割が悪くなるのは避けられなかった、しかし伝三郎にはむろんそんなことは問題ではない、自分の作った物がよろこばれるというだけで充分に酬われる、そのほかのことは全くどうでもよいという気持だったのである。老人の作る蝋燭も同じ柏屋へおさめるのだが、草鞋のうけのいいことは老人も聞いたとみえ、「これで作るはりあいが出るというものですな」とよろこんで呉れた。

「しかし評判などはまあどちらでもようございます、お心が向いたら暫くお続けなさいまし、そのうちにはまた世に出る御時節もございましょうから」

「いやこれで満足です」伝三郎は生まじめにそう答えた、「……わたくしの作る物が少しでも世の役にたつなら、生涯このしずかな山里で生きてまいりたい、卑しい、汚れはてた世間はもうたくさんです、世に出る望みなどはもうこればかりもありません、わたくしはこれで満足です」