후리가나로 읽는 일본 고전
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わすれえぬひとびと
武蔵野
国木田 独歩
国木田 独歩의 武蔵野(わすれえぬひとびと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 94,018자 · 192화면
その鉄砲は旧式で粗末なものであるがこれを使用する技術は多年の熟練でなかなか巧みなものである。別して鹿狩りについてはつの字崎の地理に詳しく犬を使うことが上手ゆえ、われら一同の叔父たちといえども、素人の仲間での黒人ながら、この連中に比べては先生と徒弟の相違がある、されば鹿狩りの上の手順などすべて猟師の言うところに従わなければならなかった。
さていよいよ猟場に踏み込むと、猟場は全く崎の極端に近い山で雑草荊棘生い茂った山の尾の谷である。僕は始終今井の叔父さんのそばを離れないことにした。
人よりも早く犬は猟場に駆け込んだ。僕は叔父さんといっしょに山の背を通っていると、たちまちはげしく犬のほえる声を聞いた。
『そら出た、そらあすこを見ろ、どうだ鹿だろう、どうだどうだ、ウン早い早い。』と叔父さんの指す方を見ると、朝日輝く山の端を一匹の鹿が勢いよくむこうへ走ってゆく、その後をよほど後れて二匹の犬、ほえながら追っかけて行く。
画に書いた鹿や死んだ鹿は見たが、現に生きた鹿が山を走るのを見たは僕これが始めてだから手を拍ってよろこんだ。僕のよろこぶさまを見て今井の叔父さんはにこにこ笑ってござった。