후리가나로 읽는 일본 고전
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しまでをかたる
死までを語る
直木 三十五
直木 三十五의 死までを語る(しまでをかたる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 42,739자 · 85화면
そして、何の療養もせず、注射をしているだけであるから、或は、この賢明なる青年達が、見透した如く、私は、来年の何月かに、死ぬかもしれない。
ただ、齢が齢故、病状の進行が遅いし、意地張りで、こんな病気位と、大して気にも止めていないから、大変、青年達は見込み外れをするかも知れないが、それは、今の所、何っちとも云えないであろうと思う。
私も死にたくないから、いよいよ病が進んで来たなら、山へでも入って、専心に闘病してみるが、何んしろ、病人だと思った事がないのだし、三十八度五分位熱を出しても、原稿を書くし――それに、幾度云っても、誰も信じないが、入院して、静養するような金は一文もない。これは、近しい友人でさえ、私が説明せぬと、わからないのだから、他人が、※(「言+墟のつくり」、第4水準2-88-74)にするのは当前である。
何んしろ、桓武天皇時代からの貧乏で、死ぬまで恐らくは、火の車だったり、水の車だったりであろうが、何の位貧乏し、何う大きくなって来たか、私の幼年時代から、話をして、死土産にしておこうと思う。
二
貧乏は、桓武天皇以来であるが、祖先は、植村与一兵衛宗春尉、という人からしか判っていない。