후리가나로 읽는 일본 고전
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ししゃのしょ
死者の書
折口 信夫
折口 信夫의 死者の書(ししゃのしょ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 62,340자 · 126화면
帥の殿に承ろうにも、国遠し。まず姑し、郎女様のお心による外はないもの、と思いまする。
其より外には、方もつかなかった。奈良の御館の人々と言っても、多くは、此人たちの意見を聴いてする人々である。よい思案を、考えつきそうなものも居ない。難波へは、直様、使いを立てることにして、とにもかくにも、当座は、姫の考えに任せよう、と言うことになった。
郎女様。如何お考え遊ばしまする。おして、奈良へ還れぬでも御座りませぬ。尤、寺方でも、候人や、奴隷の人数を揃えて、妨げましょう。併し、御館のお勢いには、何程の事でも御座りませぬ。では御座りまするが、お前さまのお考えを承らずには、何とも計いかねまする。御思案お洩し遊ばされ。
謂わば、難題である。あて人の娘御に、出来よう筈のない返答である。乳母も、子古も、凡は無駄な伺いだ、と思っては居た。ところが、郎女の答えは、木魂返しの様に、躊躇うことなしにあった。其上、此ほどはっきりとした答えはない、と思われる位、凛としていた。其が、すべての者の不満を圧倒した。
姫の咎は、姫が贖う。此寺、此二上山の下に居て、身の償い、心の償いした、と姫が得心するまでは、還るものとは思やるな。