일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ぼしじょじょう

母子叙情

岡本 かの子

岡本 かの子의 母子叙情(ぼしじょじょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 77,355자 · 153화면

아오조라 문고

と云っても規矩男はその事とばかり思い込んで、彼の許嫁に就いて語り出した。

「つまり僕のあれは――始めは親達が決めて、あとで恋人同志のような気持になり、今はまた恋がなくなって(僕の方だけで)普通の許嫁と思ってるんですけれど――その女はオリジナリティも熱情もないくせに、内気な所も皆目なくって、その上熱情がある振りをしたがるという風な女です。唯取柄なのは、家庭や団体なんかが牛耳れそうな精力的なところなんですが……僕あそんなもの欲しくないんです」

「そうお。だけど誰のどんな取柄だって、よく見てれば好いものでしょう」

「でも、そう云ってたらきりもありません。人間の好きも嫌いもなくなっちまう」

「まあそれはそうだけど」

往還のアスファルトに響いて多摩川通いのバスが揺れながら来た。かの女等はそれを避けて畑道へそれた。畑地には、ここらから搬出する晩春初夏の菜果が充ちていた。都会人のまちまちな嗜好を反映するように、これ等の畑地のなりものや野菜は一定していなかった。茄子畑があると思えば、すぐ隣に豌豆の畑があった。西洋種の瓜の膚が緑葉の鱗の間から赤剥けになって覗いていた。畦の玉蜀黍の一列で小さく仕切られている畑地畑地からは甘い糖性の匂いがして、前菜の卓のように蔬菜を盛り蒐めている。