후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ひかくしんわがく
比較神話学
高木 敏雄
高木 敏雄의 比較神話学(ひかくしんわがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 177,624자 · 348화면
南洋神話と日本神話との、此点に関する類似は、日本国民と南洋民族との、人種的関係に就て、或は日本民族の起原に就て何事を教うる者なりやは、今茲に述ぶるを得ず。唯、両者の類似の、非常に著しきは、大に注意して、研究す可き価値あることを云うて止まん。
然れども、尚疑う可き一節あり。日神の生れて条に、或源泉は附記して曰く、此時天地相去ること、未だ遠からず。故に天柱を以て、天上に送り奉ると。此説明は、明かに天地剖判説を予想するに似たり。太古の神話は、天上と地上との交通接触を説き、神界と人界との交通を信ずるが故に、両界の関係極めて密接なり。世の進むと共に、人界の汚穢次第に堆加して、神明の擁護また、昔の如くなる能わず。天上の神界と、地上の人界との関係も、従って密接の度を減ず。古史神話が、神人の分離、世と共に、次第に甚だしきを加うるを説くは、何れの国民の場合に於ても、之を見るを得可く、かの「未レ遠」の一句も、此意義に於て、之を解釈するを至当とす。但し、啓発説は、必しも全然剖判説を容れざるには非ず。国民固有の啓発説と、調和し得可き、一種の素朴なる剖判説に至りては、素より神話時代の国民の思想と、衝突せざる可く、此意義に於ての剖判説は、或は、日神奉送の神話の裏面に、存在せしやも、知る可からず。