일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ひかくしんわがく

比較神話学

高木 敏雄

高木 敏雄의 比較神話学(ひかくしんわがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 177,624자 · 348화면

아오조라 문고

或は又此一節は、単に作者の筆意にして、支那思想の影響なるやも、知る可からず。何れの解釈を、可能ならしむるも、天地開闢説としての剖判説は、国民固有の、思想には非るなり。

然らば、古史神話本来の天地開闢説は如何。『古事記』に曰く、天地初発之時、高天原に成りませる神の名は、天之御中主ノ神、次に高御産巣日ノ神、次に神産巣日ノ神。此三柱の神は、皆独り神成りまして、御身を隠し給いきと。其化生に関しては、何等の説明なし。凡てのものの初めに、此三神、自ら天の中央に化生せしなり。天之御中主ノ神は其名称の示すが如く、天の中央にありて、天を主宰するもの、他の二個の産巣日神は、生成力の神格化なり。生命の本源啓発の原理、万物生成の力なり。「独り神」と云うは、他の諸神の男女両性に別るるに反して、此三神に此区別なきを云い、身を隠すとは、盖しその形体相貌を有せざるを云う。人形主義は、凡ての神話の根本にして、何れの国民の神話に於ても、神は、其形躰に於て、其相貌に於て、其言語動作に於て、凡て人間或は動物の如くなるを常とす。茲に於てか、始めて神話あり。宗教思想の進歩と共に、神は、次第に、其人間的性質を脱却して、無形の霊性となり、遂に時間空間の凡ての約束を超越したる、全知全能偏在の存在となるに至る。