후리가나로 읽는 일본 고전
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ひかくしんわがく
比較神話学
高木 敏雄
高木 敏雄의 比較神話学(ひかくしんわがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 177,624자 · 348화면
此点に関して、外国の神話中、最も類似の著しきものを求むれば、先ず指をヘラクレスに屈す可し。ヘラクレスは希臘神話の英雄中の英雄、豪傑中の豪傑にして、その神話的伝説は、緊密に国民の意識と結合し、其事業は深く、国民の記憶に銘せらる。或点に於ては、純然たる神たり、或点に於ては、純然たる人間たり。一個の半神半人の英雄神にして、其神話に関しては、甚だ議論あるも、今しばらく、「テーバン」の伝説に従って、其神話を大要を記せん。
其父は、天神ツォイス、その母は火霊ペルソイスの子、エレクトリオンの女アルケメーネなり。これヘラクレスが、ツォイスの嫡妻ヘラの憎怨を、受くるに至りし原因にして、其結果種々の不幸を招くに至る。其尚母の許に在りしとき、或日憤怒の余、誤まって其音楽の師を殺せしは、ヘラクレスの第一の罪悪にして、其罪によりて、牧羊者の間に入れられしが、ここに二個の功業を遂げたり。はじめには、獅子を殺して、其地方人民の禍害を除き、後には「ミニア」王の圧制に反抗して、「テーバン」国を自由ならしめたり。其賞として、王女メガラを賜わりしも、ヘラの憎怨は、ヘラクレスに家庭の歓楽を与えず、乱心の父は、自己の子をば火中に投じて殺したり。