후리가나로 읽는 일본 고전
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ひかくしんわがく
比較神話学
高木 敏雄
高木 敏雄의 比較神話学(ひかくしんわがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 177,624자 · 348화면
ラングは、その所謂「トーテミズム」の説によりて、かの説話を説明せんと試みたり。浦島説話の神女が、時として動物の如く見ゆるは、寧ろ動物神性の信仰の反映として、之を観察す可し。盖し我古語に「カミ」と云う語は、極めて複誰なる意義を有し、鳥獣草木に至るまで、不可思議の観念を与えしものは、皆之を神と称したり。万葉詩人は「大口の真神の原にふる雪」と歌えり。後人之を説明して曰く、昔、明日香の地に老狼ありて、多く人を喰いしかば、土民恐れて、「大口の神」と称せりと。秦ノ大津父は、山に狼の相闘いして、血にまみれ居たるを見て、汝は「貴き神」にして、麁行を楽むと云い、巴提使は虎に向て、汝「恐ろしき神」よと云えり。而して万葉詩人は、之を歌いて、「韓国の虎と云う神」と云えり。素盞嗚ノ尊は蛇を称して、「畏る可き神」と云いしと伝えらる。此の如く未開人民が、或は畏る可しとし、或い霊異なりとし、或は神怪なりとして、神視せし諸動物に関して、種々の説話の物語らるるに至るは、怪しむに足らず。但し、浦島説話の亀は、かの「アイヌ」説話に見ゆる熊と等しく、他界の神女が、上界の人間を誘わんが為めに、一時其姿を変じたるものにして、第三章の神婚説話の動物とは、比較す可きものに非ず。