일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ひかくしんわがく

比較神話学

高木 敏雄

高木 敏雄의 比較神話学(ひかくしんわがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 177,624자 · 348화면

아오조라 문고

著者を目して、神話狂となす者は之あり、著者の論文を掲ぐるの故を以て、『帝国文学』を冷笑する者は、之あり。然れども、神話学の何物たるやを知らんと欲する者は、多からざるなり。

此の如きは、到底堪う可からざるなり。

著者は何が故に、神話学を研究するに至りしや。著者自ら之を知らず。其之を知らざるは、何が故に此世に生れ来りしやを、知らざるが如し。著者は唯、神話学の、著者に取りて甚だ興味ある学科たるを知るのみ。世人は稍もすれば、直ちに必要と云い、効用と云う。これ甚だ愚なり。殊に神話学に関してのみ、かく問うに至りては、更に愚なり。歴史は何の必要ありや、文学は何の必要ありや、天文学、地理学、人類学乃至総ての科学は、果して何の必要ありや。抑もまた、必要とは何ぞ。何の必要ありて、宇宙あり、太陽系あり、地球あり、何の必要ありて、人類は存在するや。苟くも人文の存せん限り、人間に知識慾のあらん限り、科学の研究は止ることなかる可し。一個の科学に向て、直ちに其必要を問うことを止めて、先づ、この科学の研究が、総体の科学に対して、何等の貢献を為し得たるや、また為し得るやを問えよ。