후리가나로 읽는 일본 고전
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みんぞくのかんたん
民族の感歎
折口 信夫
折口 信夫의 民族の感歎(みんぞくのかんたん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,884자 · 4화면
である。これにも尋常我々の音の感覚と変ったものが、通じているに違いない。これを唯作者の持つ特異の境地にある、異質のものと見過すのは間違っているだろう。そう思って、「がれいぢ」の歌・「ぼろ切れの如く」の歌・「ねずみの巣」の類の、それから後も続々あらわれた別殊の歌風にあるものとせられている歌の類を考え併せて行った。其作品に通じているある宗教観――或は逆に、宗教観を据えて見る時、理会の深くなるような種類――そういうものが、更にもっと底にあることを感じた。そして将来具相せられようとするものが、既に示されているらしいことをほのかに感じた。それが又後に愈著しくなって来ようとしていることを、私の心は、疑わなくなっていた。其が此人に逢う機会をなくした後の私に、気のついたことの一つであった。
互に近く山を距てて夏を住みながら、消息せずに暮した強羅の作を、幾度も見た。特に箱根山中でも、風物の変化の乏しい所に夏毎を籠って、而もあれだけの量の作物を為している。山を距てて姥子の奥に起臥して居た私などは、唯驚歎するばかりだ。風物によってのみ作っている我々から立ち離れて、風物自身の如く、静かにたたみ込まれた心の奥を打ち出して来る事の出来る境地に達した事を意味しているのだ。