후리가나로 읽는 일본 고전
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みずとほね
水と骨
佐藤 垢石
佐藤 垢石의 水と骨(みずとほね)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,477자 · 11화면
これも榛名湖の水温が低いためであろう。
こう数えてくると、鮭科に属する魚のみが、水温と食味に関係があるようであるが、そうではない。
鰍とはやも水温の高低によって味と骨の硬軟に密接な関係を持っている。殊に鰍は水温の低い川に棲むものほど脂肪が濃く、骨がやわらかである。那珂川や、魚野川、鬼怒川などに沢山いて、里の子供が鰍押しで春から夏にかけて漁るが、水温が高いためかどうも賞味できないのである。
ところが、片品川の奥や、神流川のように遠い雪の山から流れてくる川で漁れたものは格別である。殊に利根川の薄根口から上流、真庭、月夜野、上牧にかけての鰍は肉に脂が乗った具合がとろりとして、舌の先で溶けてしまうほどである。
鰍は二月から三月へかけて、上流に近い玉石底の矢倉石の裏に産卵するのであるが、水温が低くなって十二月半ばから、翌年の雪解水の終わろうとする五月下旬までが一番おいしいのである。柔らかくて頭も骨もないのである。水温の高い川の鰍は、そうはいかない。
うぐいやはやもそうである。早春、水の冷たい、まだ瀬付き前の巣離れといった頃釣ったならば、骨がやわらかである。