후리가나로 읽는 일본 고전
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すいぼく
水墨
小杉 放庵
小杉 放庵의 水墨(すいぼく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,455자 · 5화면
為に、紙や絹の繊維の目に見えぬ細さにまで透って行く、墨色は単に表面に留まるにあらざるが故に、即ち墨液が網状をなして浸みて、ある厚さの間に交わるが故に、自然に一種の深みと暖かみとを含むのである、表装をした上で、水墨の絵は三割程もその濃度を加えるというのは、この潜入せる厚さが裏付けされる為である。
筆は羊毛をもって最適となす、羊は支那に古より多く、毛の吟味も従って古くより重んぜられている筆工の技術は、今に到っては日本も支那もさようには違ってはいまいけれども、羊毛の筆は支那製に限る、非常に腰弱く、非常に柔軟、それ故に腕の力と紙との間に、よき緩衝作用をなす細き筆も大点を打つに足り、太き筆も細線を引くに障りあらず、さて又かの筆の穂の尖の半透明な銀色の美しさ、ある人の説に、雪舟は強き筆を用いず、羊毛の柔らかなるを使ったその為にあの如く勁技剛健なる線の下に、得もいえぬ奥行きを現わした、というを味わうに足ると思う。
紙は支那では多く竹を砕き、日本では楮をのみ使う、支那の紙はいろいろの種類あり、画法に依りて各々その用途を別にする、支那紙の製法は古からは大分に堕ちたという、越前では明治初年来、紙幣の料紙の御用を務めてから、製法の発達を促したらしい、日本式の絵には日本の製紙が向き支那的の絵には支那のが適する