일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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えどまえのつり

江戸前の釣り

三遊亭 金馬

三遊亭 金馬의 江戸前の釣り(えどまえのつり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 106,910자 · 214화면

아오조라 문고

しかし、いくら賞金を出しても、まずいものは急にうまくなろうわけがない。

ふだんはかつぎ八百屋をしていて、競争釣りで急に船頭がたりないので雇われてきた、なんというのがある。そのために横引き計算というのをやる。たとえば、ハゼ、キスなどは、一号舟から六号舟まで一艘に六人ずつ乗ると、一号舟の竿頭が百尾釣り二番が九十尾釣ったとして、二号舟の一番が八十尾でも竿頭を横にとって行くので、九十尾の人より八十尾の者が二等になる。ハゼ釣りは、一艘に十人乗るとして、一番の将監、二番と三番とは、舟が先へ進む、つまり突っ込みのときに有利である。

すべての場合、舟は風へ向けてこぐものだが、舟があとへあとへと流れるときは、トモ流れといって、大トモと櫓下の九番、十番にすわる人が有利になる。三、四、五、六、七、八の六人は、舟が横太流れにならない限り、不利の立場である。そのため、一、二と九、十の人は、釣った魚を一割引いて勘定し、平均にする。

そんな中でも、自分はしょせん一等はとれないと思うと、自分の釣った魚を友だちのビクの中へ入れて、その友だちに一等をとらせるなんていう人まで出てくる。