후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
「ちんもく」のはなし
「沈黙」の話
豊島 与志雄
豊島 与志雄의 「沈黙」の話(「ちんもく」のはなし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,184자 · 13화면
遙に溯っては、紀元前五世紀のギリシャの史家ヘロドトスが、既に書物の中に記述している。
ヘロドトスに従えば、この暗黙の取引法を、カルタゴ人等はアフリカ西岸で用いていた。船を海岸につけると、商品を磯に並べ、それからまた船に戻って、狼烟をあげる。土人等はその相図を見て、海岸に走り出で、商品の側に適宜な黄金の量を置いて、奥に引込む。カルタゴの商人等は出かけてゆき、黄金の量が商品の価値に相応するものは、それを取って商品を残しておく。もし黄金の量が不足のものがあれば、それを共に残し、船に戻って、新たな提供を待つ。こんどはまた土人等が出てきて、欲する品に黄金の量を添加する。かくて相方満足するまでは、決して不義な行為はされない。
事の真偽は保証の限りでないし、また立証の仕方もないわけであるが、然し、かかる暗黙の取引法が、果して実際に行われたとすれば、多少の手間はとれたろうとしても、如何にも円満に而も忠実に行われたろうということは、狡猾な現代人にも想像がつかないでもない。
*
右のような話を述べてゆけば、際限がないし、記録の調査も面倒になるから、転じて、世に知られていない秘事を一つ紹介しよう。