후리가나로 읽는 일본 고전
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さばくのこと
沙漠の古都
国枝 史郎
国枝 史郎의 沙漠の古都(さばくのこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 110,076자 · 220화면
森林に住んでいる鳥や獣のほとんど総てと親しくなりほとんど総てを研究した。彼にとっては虎も豹も恐ろしいものではなくなった。性来壮健の肉体が蕃地の気候に鍛練され猛獣と格闘することによって一層益※(二の字点、1-2-22)壮健になり猿族と競争する事によって彼は恐ろしく敏捷となった。そうして彼はもうこの時には有尾人種の存在については全く前説を否定して考えさえもしなかったが、彼、すなわち、ジョンソン自身がちょうど人猿そのもののように完全の野人になり切っていた。森林を走るに、枝から枝幹から幹を伝わって風のように速く走ることも出来た。高い梢の頂上から藪地の上へ飛び下りても少しも怪我をしないほど軽くその身を扱いもした。
何んという愉快な生活だろう。何んという原始的の生活だろう。これがすなわち我らの祖先――人猿そのものの生活なのだ! 自然の食物、自然の飲料、自然の遊戯、自然の睡眠、ここには何らの虚栄もない。そして何らの褥礼もない。過去において自分が生きていたあの欧羅巴の社会生活もこれに比べたら獄屋のようなものだ。自分は心から謳歌する。この森林の生活を……
ジョンソンは実際こう思ってこの蕃界の生活を恐れるどころか愛していた。