일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

さばくのびき

沙漠の美姫

国枝 史郎

国枝 史郎의 沙漠の美姫(さばくのびき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,658자 · 14화면

아오조라 문고

に堪えた感傷心から詩や譜に作って弔したが、いうまでもなく出鱈目なのであった。いや自然というものは、美人の墓だから青草を生やし、醜婦の墓だから白草を生やすと、そうも不公平なものではない。自然は案外に公平で、聡明を以て任ずるところの、人間の方が却て不公平なのである。

「左様なら」と別れの挨拶をして――大した惜別の情も受けず寧ろ冷淡なあつかいの下に、私が匈奴の泰漠の国から、故郷の日本へ帰って来たのは、王昭君が死んでから、六ヶ月を経た後のことであった。その帰途に中華の詩人を訪ねて王昭君に対する意見なるものを簡単にではあったがたずねたのであった。その結果私はこんなことを思った。

「実にや詩人というものは、美の創造をするといって、物の真相を眩ませている。何んの何んの王昭君が、彼等詩人輩の想像しているような可哀そうな生活なんかしたものか」

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沙漠の紅塵が滲み込んでいるところの、古ぼけた背広を纏いながら、今日も私は名古屋の町を、気むずかしい心持で歩いている。ビルディング、ペーヴメント、街路樹、飾窓、自動車、ラジオ、蓄音機……神経ばかりの人間が、物ほしそうに歩き廻っている。