일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

はたのてい

波多野邸

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 波多野邸(はたのてい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,194자 · 45화면

아오조라 문고

後になって、彼の時折の眼付にも私が見馴れてくる頃、彼は議論に加わることもあったが、特に頭に残るような意見も提出しなかったようだ。或る時、何かの機会に、実行の方法が決定しない前の議論は無意味で、議論は実行方法が決定してから後にやるべきものだというようなことを、彼が言い出し、それではまるで議論にも話にもならないと、反駁されたことがあった。それでも彼はやはり、ぼんやりした微笑を以て応じた。彼は何か言葉が足りないか言い方がまずかったのであろう。それともやはり大陸ボケだったのであろうか。

私達がよく落ち合ったその家は、日本橋裏通りの小さな酒場だった。二つの街路に挾まれた二階家の、表の方は刳貫細工物の問屋になっていて、その裏口の階下、昔は倉庫ともつかない物置場であったらしいのを、山小屋風に改造したもので、広い土間と框の低い小部屋が一つ、窓が狭くていつも薄暗かった。商売はたいてい夕方から夜にかけてだが、電球の燭光が足りないのでやはり薄暗かった。椰子の実を灯籠風に刳り貫いたのへぽつりと灯火がともって、入口にかかげてある、それが目標しだった。中にはいると、長髪で没表情な大田梧郎が、また時には、いがぐり頭で愛想笑いを浮べてる戸村直治が、酒を出してくれた。