일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

なきむしこぞう

泣虫小僧

林 芙美子

林 芙美子의 泣虫小僧(なきむしこぞう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 34,906자 · 70화면

아오조라 문고

啓吉の学年は三級もあって、転校者の多い級だけ男女混合であった。副級長の饗庭芳子という美しい娘が、啓吉を見てにこにこ立ちあがって来た。

「田崎さん、随分お休みなすったのね、今日は試験があンのよ……第十四課のリヤ王物語ね、あれを読まされるのよ……」

啓吉ははにかんで、ランドセールを降ろすと、さっそく読本を出して見た。まだ鐘が鳴らないので教室は動物園のようににぎやかだった。

「田崎君! どっか行ったのウ?」

「この間ねえ、飯能へ遠足だったンだよ……」

男の子達も、啓吉のそばへ集って来た。

啓吉は級長だったので、留守の間の事を、面白そうにがやがやとお喋りに来るのだ。

「ねえ、そいから先生がお変りンなったの、女の先生よ。とてもいい先生なのよ……」

「西内先生は?」

「神戸の方へいらっしたンですって……」

女の子達に身近く囲まれると、啓吉は赧くなってポケットに両手をつっこんだ。突然ひょうきんな田口七郎兵衛という酒屋の子供が、

「第十四課、リヤ王物語、リヤ王はもう八十の坂を越えた生れつき烈しい気性の上に、年とともに老の気短さが加わってちょっとした事にも怒り易くなっていた。それに近来はめっきり元気が衰えて、もう政務にもたえられなくなって来た。