일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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じんだいしのけんきゅうほう

津田左右吉歴史論集

津田 左右吉

津田 左右吉의 津田左右吉歴史論集(じんだいしのけんきゅうほう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 117,964자 · 229화면

아오조라 문고

故に国学者が徳川時代の組織に不平を抱き之に反抗するような事は全然なかったのであります。

また漢学者は多少異った意味において組織制度は不変なものと思っておりました。由来秩序を保ち地位を定め、世の中を確定不動のものとするのが儒教であります。何事につけても礼礼、というのが即ちそれである。もっとも之には然るべき理由がある。支那は昔より専制政治であって、最近代に至るまで立憲政治あるを知らなかった。彼国民の眼に映ずるものは単に君主政体のみであって、共和政体の如きは彼らの夢想だもせざりし所であります。孔孟の時代は何れも封建の時代であって、随って彼らはその他の政体を知らなかったのである。故に孔孟は封建制度を以て唯一最高の組織なりと考え、その中におって是非善悪の論を立てたのであります。然るに我国の江戸時代は、また正に封建制度であったのであるから甚だ孔孟の時代に似ておる。されば何事も孔孟でなければならなかった漢学者流が、当時の制度を以て最高のものなりと考え、之を脚色し、之を弁護し、以てその維持に努めたのは元より当然の事理であります。由来日本の学者は、多く順応型の人間であって頗る融通がきくのである。