후리가나로 읽는 일본 고전
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うかぶひこうとう
浮かぶ飛行島
海野 十三
海野 十三의 浮かぶ飛行島(うかぶひこうとう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 124,009자 · 249화면
おそらく近海の寝坊の漁夫は、試運転からかえって前夜と同じ場所にやすんでいる飛行島を見て、それがシンガポールの近くまで航行したなどとは、夢にも気がつかないであろう。
検閲点呼の号令は、もちろん、飛行島にもっとも近い護衛艦である警備潜水艦隊にも通達された。
それはリリー、ローズ、パンジー、オブコニカ、シクラメンという、花の名のついた警備第六潜水艦隊における出来ごとだった。
旗艦リリー号は、後続の僚艦四隻に直々、検閲点呼の号令を無電でしらせた。
各艦では、そのしらせをうけると、いちはやく水兵を檣の上にかけあがらせて、藍色灯をつけさせた。この藍色灯は、検閲点呼の標であった。殿艦のシクラメンでは、ジャックという水兵がちょうど当番であったので、命令一下、藍色灯を片手にぶらさげるが早いか、猿のように梯子づたいに檣の上へとんとんとかけ上ったものである。
彼は、なんの苦もなく藍色灯を檣につけた。潜水艦の檣なんて、ほんの申しわけのように低いものであったが、彼はそれを下りようとして、おやといぶかった。
「おや、本艦は殿艦のはずだとおもったが、ちがったかな」
椿事また椿事