일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

うかぶひこうとう

浮かぶ飛行島

海野 十三

海野 十三의 浮かぶ飛行島(うかぶひこうとう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 124,009자 · 249화면

아오조라 문고

やがて彼の眼の前を、長身の水兵が鼻唄まじりで、風のように通りすぎた。

(おお、気づかれずにすんだか。もちっとで鉢合せをして、呼笛でもふかれるところであった)

川上機関大尉は、ほっと胸をなでながら、積みかさねられたカンバスの山のかげから姿を現した。

すると今度は、反対に後方から、別のあらあらしい足音が聞えた。

(あっ、見つかってはたいへん!)

もうカンバスの山にかえる暇はなかったので、思いきって通路を向こうへ、つつーと栗鼠のように駈けぬけた。

(どこか、隠れるところはないか)

と、そこに見えた横道にとびこむと、これがなんと行きどまりの袋小路だった。

(しまった!)

と思ったが、もうおそい。

足音はいよいよ近づいた。息をのむ間もなく、飛べば二足ほどの向こうの角へ一人の下士官が姿を現した。

(見つかった)

下士官は、川上機関大尉のとびこんだ袋小路へ顔を向けた。そしてあっというなり、たじたじと後へさがったが、すばやく右手を肩にかけたサックに伸ばしたと思うと、とりだした一挺のピストル。

もうおしまいだった。

「えい!」

川上機関大尉の体が前かがみになったと思ったら、右手にさっと閃いた白刃!