후리가나로 읽는 일본 고전
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うみにいくるひとびと
海に生くる人々
葉山 嘉樹
葉山 嘉樹의 海に生くる人々(うみにいくるひとびと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 161,305자 · 321화면
僕は僕の故郷のことを考えると、どんな忍耐でもやりたいと思うよ」小倉は彼の哀れな気の毒な心の中に、涙と共に浮かぶ考えを述べるのであった。
「そうだ! 君は君の忍びうる最大の『忍耐』をなし得た時に、君は君のなしうる最大の力で同胞を殺戮し、それからパンを奪ったという結果を見ることになるんだ」藤原はほとんど冷酷そのもののような顔つきになっていた。そしてその目だけは火のように燃えて、光っているのであった。
「そうは思われないよ。僕が今職業を失えば、僕の故郷では、どんなに嘆くか知れやしないよ。それだけではないんだ。僕の家では食う物に困ってしまうんだ!」小倉は感情がたかぶって来た。彼の頭には、彼が村を去る時の悲痛な光景が涙に曇って浮かんで来るのであった。
「同情する! 労働者はほとんどすべてが、罷工することのできない地位につき落とされているんだ! あらゆる組織がおれたちを簀巻きにしているんだ。そして、おれたちは首を切られても罷工もできないんだ。直立不動の姿勢を保って、なぐっても、けられても、それをくずせない新兵よりもおれたちは苦しいのだ。資本制は、労働者に一人残らず狭窄衣――監獄で狂暴な囚人に着せる革の衣類、それを着ると、からだは自由がきかなくなって、非常な苦痛を感じる――を着せて、手錠、足錠をはめているのだ」