후리가나로 읽는 일본 고전
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かいていとし
海底都市
海野 十三
海野 十三의 海底都市(かいていとし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,118자 · 168화면
それは、かねて僕が抱いている疑問に、十分にこたえてくれたようだ。
「ねえ、先生。いや、辻ヶ谷君」
僕は遂にそれをいってしまった。
そういったときの博士のおどろきはどんなであろうかと、僕はそれを喋るよりも前から興奮の絶頂にあったのだが、博士は僕の期待に反して冷然としていた。そしていつもの調子の声でいった。
「君は、今頃になって、それに気がついたのかね」
奇妙な再会
「ああ、ほんとうに君は辻ヶ谷君だったのか、あのウ、君が二十年後の辻ヶ谷君で、そしてカビ博士なのかい」
そうとは思っていたにしろ、カビ博士がこうして素直にそれを認めたとなると、僕はあらたな狼狽におちいらないわけにいかなかった。辻ヶ谷君なる学友は、今もあの東京の焼け野原に、時間器械をまもって計器を読んでいることとばかり思っていたのに、こうして僕のそばに何日もいっしょにいたとは、全く思いがけないことだ。
「君のいうとおりじゃ。ミドリモ君」
ミドリモ君? 僕は、そういわれて博士の顔を見直した。
「ミドリモて、なんだい。君が今いったミドリモ君てえのは」
「知らないのか、それを。君の頭はまだまだ十分に恢復していないらしいな。