후리가나로 읽는 일본 고전
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かいていとし
海底都市
海野 十三
海野 十三의 海底都市(かいていとし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,118자 · 168화면
「そんなら、君がそれを見つけたようなことをいって、逃げだしたのがおかしいね」
「ちがうよ。かの陰謀者どもは今までに一度も姿を見せていない。だが、彼奴らがわれわれに対して仕事をはじめると、すぐ分るんだ。さっきも僕は、とつぜん海底の丘のかげから急に砂煙がむくむくとまるで噴火のようにたちのぼり始めたのを見つけたのだ。彼奴らの仕業なんだ。彼奴らが仕事を始めたしるしなんだ。おそらくその砂煙の下に大ぜいの彼奴らがひそんでいるにちがいない。だからそれを見ると、僕は全速をかけて、現場からずらかったんだ」
博士はそういって説明した。
「このあたりもまだ危険らしい。もっと遠くへ行こう」
博士はメバル号をさらに沖合へはしらせた。
「その陰謀者は、なぜ姿を見せないのかね」
僕はたずねた。
「なぜだか、われわれには、まだ分っていない。自分たちの姿をわれわれに見せることを極端にきらっているのだろうが、なぜそうなんだか見当がつかない」
「で、その陰謀者たちは、君たちに対して何を計画しているの」
「その方はうすうす分るんだ。ちょっと耳を貸したまえ」
と、博士はふかい用心ぶりを見せて僕の耳に口を近づけた。