후리가나로 읽는 일본 고전
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かいていとし
海底都市
海野 十三
海野 十三의 海底都市(かいていとし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,118자 · 168화면
そのあとは更に悪化して、僕は警察のごやっかいになるかもしれない。そんなことがない方がいい。だから出来るだけ僕は落着きはらっていなければならない。そして何でも心得ているような顔をしていなければならないのだ。
「お帽子と御オーバー?」
老ボーイはふしぎそうに僕の顔を見返した。
「はて、そんなものはここにはございませんが、もし特に御入用でございましたら、早速博物館へテレビジョン電話をかけまして、旦那さまのお好みのものを貸出してもらうことにいたしましょう」
僕はそれを聞いてびっくりした。博物館から帽子やオーバーを借出さねばならぬとは一体何事であろうか。帽子店や洋服店はないのであろうか。――いや待てよ。帽子やオーバーがそれほど古くさいものなら、それをかぶったり着たりして歩いては、皆に笑われるのかもしれない。
「ああ、もう帽子もオーバーもいらないよ。実は僕はすこし風邪気味なのでね、外は寒いだろうから温くしようと思ったんだが、急に今気持ちが直って来たから、もう帽子もオーバーもいらない」
僕は苦しいいいわけをした。老ボーイはきょとんとした顔であった。僕のいうことが通じないらしい。