후리가나로 읽는 일본 고전
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かいじんべっそう
海神別荘
泉 鏡花
泉 鏡花의 海神別荘(かいじんべっそう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,689자 · 46화면
僧都 ま、ま、分った。(腰を屈めつつ、圧うるがごとく掌を挙げて制す)何とも相済まぬ儀じゃ。海の住居の難有さに馴れて、蔭日向、雲の往来に、潮の色の変ると同様。如意自在心のまま、たちどころに身の装の成る事を忘れていました。
なれども、僧都が身は、こうした墨染の暗夜こそ可けれ、なまじ緋の法衣など絡おうなら、ずぶ濡の提灯じゃ、戸惑をしたの魚じゃなどと申そう。圧も石も利く事ではない。(細く丈長き鉄の錨を倒にして携えたる杖を、軽く突直す。)
いや、また忘れてはならぬ。忘れぬ前に申上げたい儀で罷出た。若様へお取次を頼みましょ。
侍女一 畏りました。唯今。……あの、ちょうど可い折に存じます。
右の方闥を排して行く。
僧都 (謹みたる体にて室内をす。)
はあ、争われぬ。法衣の袖に春がそよぐ。
(錨の杖を抱きて彳む。)
公子 (衝と押す、闥を排きて、性急に登場す。面玉のごとく丈けたり。黒髪を背に捌く。青地錦の直垂、黄金づくりの剣を佩く。上段、一階高き床の端に、端然として立つ。)
爺い、見えたか。
侍女五人、以前の一人を真先に、すらすらと従い出づ。いずれも洋装。第五の侍女、年最も少し。