후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
おんせんだより
温泉だより
芥川 竜之介의 温泉だより(おんせんだより)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,095자 · 13화면
の空き箱には空気を通わせるつもりだったと見え、べた一面に錐の穴をあけてあったと云うのですから、やはり半之丞らしいのには違いないのですが。
「な」の字さんは翌年の夏にも半之丞と遊ぶことを考えていたそうです。が、それは不幸にもすっかり当が外れてしまいました。と言うのはその秋の彼岸の中日、萩野半之丞は「青ペン」のお松に一通の遺書を残したまま、突然風変りの自殺をしたのです。ではまたなぜ自殺をしたかと言えば、――この説明はわたしの報告よりもお松宛の遺書に譲ることにしましょう。もっともわたしの写したのは実物の遺書ではありません。しかしわたしの宿の主人が切抜帖に貼っておいた当時の新聞に載っていたものですから、大体間違いはあるまいと思います。
「わたくし儀、金がなければお前様とも夫婦になれず、お前様の腹の子の始末も出来ず、うき世がいやになり候間、死んでしまいます。わたくしの死がいは「た」の字病院へ送り、(向うからとりに来てもらってもよろしく御座候。)このけい約書とひきかえに二百円おもらい下され度、その金で「あ」の字の旦那〔これはわたしの宿の主人です。〕のお金を使いこんだだけはまどう〔償う?〕ように頼み入り候。