일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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まんかんところどころ

満韓ところどころ

夏目 漱石

夏目 漱石의 満韓ところどころ(まんかんところどころ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 74,601자 · 148화면

아오조라 문고

その達弁なのはまた驚くばかりである。昨日微笑しながら御辞儀をして、余の傍を摺り抜けた女とはどうしても思えなかった。この女は我々の立つ前の晩に、始めて御給仕に出て来た。洋灯の影で御白粉をつけている事は分ったが、依然として口は利かなかった。

苦しい十五分の後車はまた停車場に着いた。御客はすぐ汽車に乗って大連の方へ去った。下女はみんな温泉宿へ帰った。余は独り構内を徘徊した。いわゆる器械トロなるものは姿さえ見せない。そこへ駅員が来て、今松山を出たそうですからと断った。その松山は遥向うにある。余は軌道の上に立って、一直線の平たい路を視力のつづく限り眺めた。しかしトロの来る気色はまるでなかった。

三十五

宿屋の者ともつかず、駅の者ともつかない洋服を着た男がついて来た。この男の案内で村へ這入ると、路は全く砂である。深さは五六寸もあろうと思われた。土で造った門の外に女が立っていたが、我々の影を見るや否や逃げ込んだ。手に持った長い煙管が眼についた。犬が門の奥でしきりに吠える。そのうちに村は尽きて松山にかかった。と云うと大層だが、実は飛鳥山の大きいのに、桜を抜いて松を植替えたようなものだから、心持の好い平庭を歩るくと同じである。