후리가나로 읽는 일본 고전
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えんしゅつしゃとして
演出者として
岸田 国士
岸田 国士의 演出者として(えんしゅつしゃとして)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,291자 · 3화면
チェーホフの「桜の園」「ワーニャ伯父さん」ツルゲーニェフの「田舎の女」トルストイの「イワン皇帝」ゴーリキイの「どん底」等、目星しいレパートリーの数々を親しくこの眼で見、この耳で聴くことができた。
私は予めそれらの戯曲の仏訳を読んで行つた。読んだ印象よりもずつと面白く、快い感動にひたることができ、なるほど、さすがはモスクワ芸術座だと思い、近代劇の一つの頂点はたしかにここにあるとさえ信じるに至つた。
ほかのレパートリーはとにかく、ゴーリキイの「どん底」から受けた極めて特徴的な印象は、いろんな意味で人生の、最も惨めで「暗い」生活の断面を描きながら、この舞台には、なんともいえぬ明るさが、漂つていることであつた。
私は、その「明るさ」を、戯曲のジャンルや手法に帰すべきではなく、登場人物それぞれの性格のなかに、すなわち、この種の社会を形づくる人間群のタイプのなかに求めなければならぬように思つた。
なるほど、彼等は「かつて人間であつた」ものたちとも呼ばれている一種の落伍者たちである。しかし、それにも拘わらず、作者は、彼等に、最後の「人間らしさ」を残し、その人間らしさは、スラブ民族特有の楽天主義と、信仰と矛盾しない「ニヒリズム」