일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

はいかぐら

灰神楽

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 灰神楽(はいかぐら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,262자 · 27화면

아오조라 문고

だが、起き上ってどうしようというのだ。彼は思い直して又蒲団の中へもぐり込んだ。そして、すぐ側に怖いものでもいる様に、頭から蒲団をかぶると、身を縮めてじっとしていた。

一時間ばかりの後(その間彼がどんな地獄を味ったかは読者の想像に任せる)彼はそそくさと起き上ると、着物を着換えて外へ出た。茶の間を通る時、宿の主婦が声をかけたけれど、彼は聞えぬのか返事もしなかった。

彼は何かに引きつけられる様に、恋人の所へ急いだ。今逢って置かなければ、もう永久に顔を見る機会がない様な気がするのだ。ところが、一里の道を電車に揺られて、彼女を訪ねた結果はどうであったか。そこにも亦、恐しい疑いの目が彼を待っていたのだ。彼女は無論事件を知っていた。そして、日頃の事情から推して、当然庄太郎に一種の疑いを抱いていた。実はそうではなかったのかも知れないけれど、脛に傷持つ庄太郎には、そうとしか考えられなかった。第一に、追いつめられた獣物の様な庄太郎の様子が、相手を驚かせた。それを見ると彼女の方でも青ざめた。

折角逢いは逢いながら、二人はろくろく話を交すことも出来なかった。庄太郎は相手の目に疑惑の色を読むと、其上じっとしてはいられなかった。