후리가나로 읽는 일본 고전
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ほのおのひと――ゴッホしょうでん――
炎の人――ゴッホ小伝――
三好 十郎
三好 十郎의 炎の人――ゴッホ小伝――(ほのおのひと――ゴッホしょうでん――)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 104,035자 · 207화면
ただ精力的なだけの商人のもののように見える。たしかに才能には恵まれているようである。天才的画家の才能にではなく天才的ショウマンとしての才能に。
彼の後期の代表作だと言われる「グルニカ」などを見ても私には中位のできばえの戦争映画の中の戦場の場面の一コマを見ているほどの感銘もおきない。戦争の悲惨と平和への希望を無感動な念仏として抱いている文化的スノッブを予想して描かれた思いつきの平俗なパノラマだ。同じくショウマン画家にしてもマチスには美があった。絵画に対しても観客である一般大衆に対しても謙虚なものがマチスにあったからである。とにかく美しいパーフェクトリイを提供して人々の眼に奉仕しようという心がマチスにはあった。ピカソはただ人々をビックリさせて拍手させようと思うだけだ。人がビックリしている間はそれで良いがビックリしなくなると退屈する。
ピカソの絵は一見近代的なものに見えるが、彼が真に近代的であったことは一度もない。近代の科学性・自我意識・矛盾・人間性などは彼には全く無縁のものであって、彼ほど本質において古めかしく、その古めかしさを新しく見えるもので包みこんでいる画家は珍しいといえよう。