일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ほのおのひと――ゴッホしょうでん――

炎の人――ゴッホ小伝――

三好 十郎

三好 十郎의 炎の人――ゴッホ小伝――(ほのおのひと――ゴッホしょうでん――)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 104,035자 · 207화면

아오조라 문고

ただ一つ彼が近代の絵画とその作者である画家との関係を非常に変えてしまったということだ。子供が遊ぶように絵をかき散らしたということ、そしてそのことに何十年となく飽きなかったということ。これはある意味でたしかに偉い。あるつまらぬことをはじめ、それを毎日くりかえして四十年も飽きなかった人間はある意味で偉いにちがいない。そのような偉さだけをピカソの中に私は認める。

以上私がどんな風にピカソをつまらないと思っているのかあらましを述べたが、もし必要とあらばもう少し理論的に分析的にこまかくピカソ否定論を展開することはできなくはない。だがもともと美術作品の観賞や批評は非常に強く生理的な適・不適や好悪にかかっているものであるからこれをいくら理論的にこまかく広く展開しても結局はまた生理的なものへ舞いもどってくるものだ。だからこれだけで私はピカソについては言い尽くしたと言えないこともない。とにかくこれは理屈ではない。ピカソの絵を見て私がこう思ったということの報告である。世の中には私と反対の見方をする人が多いかもしれない。いや現に多い。しかし私は私の評価をそのために撤回する気にはならないであろう。