후리가나로 읽는 일본 고전
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ぼんのうひぶんしょ
煩悩秘文書
林 不忘
林 不忘의 煩悩秘文書(ぼんのうひぶんしょ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 86,705자 · 173화면
山路主計、伝八郎、東馬らに促されるように、大次郎も、一同とともに女髪兼安の鞘を払わざるを得なかったので。
竹刀より知らぬ道場に、時ならぬ白刃の林が立ってこの一瞬間の無気味な静寂の後に来る乱闘の場面を思わせた瞬間、三度、廊下につづく道場の入口に人影が立って、
「御用っ!――と、まず、こう一つ脅かしておきやしょうかな。」
声がした。やぐら下宗七と、川俣伊予之進である。御用! の声にぎょっとして振り向いた煩悩小僧の文珠屋佐吉と宗七、はったと眼が合って――。
三つの煩悩を負う三人、計らずもここに落ち合った。
空追い機転
三つの煩悩を負う三人、はからずもここに落ち合った。
七年前の七月七日に、笹くじを引いて三方に下山した伴大次郎、江上佐助、有森利七の田万里の三羽烏が、七年後のこの七月七日には、約束の三国ヶ嶽で大次郎と利七の恋慕流し宗七とが、顔を合わしたので――。
煩悩小僧の文珠屋佐吉が、子分の承知の由公を連れて来たすぐその後から、出羽守に化けた大次郎とやくざ侍の一行、それをまた追っかけるように、
「御用っ――!」
とばかりに飛び込んで来たのが櫓下の宗七と、川俣伊予之進の二人。