일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ばくやくのはなかご

爆薬の花籠

海野 十三

海野 十三의 爆薬の花籠(ばくやくのはなかご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 101,908자 · 204화면

아오조라 문고

その実、この寄附金は、すべてニーナのふところから出たのであった。といっても、ニーナのお小遣から出たのではなくて、もっとえらい筋から出ているのであった。今後も、入用なだけの金は、いくらでも房枝に渡されることに、ニーナとの話がついていた。

次の日曜日が、花の慰問隊の大会ときまった。これこそ表面はいかにもうつくしいが、一度その内幕をのぞくと、そこにはターネフ一派の実におそるべき陰謀がいままさに行われようとしているのであった。それは、どんな大事件をもたらすのであろうか。ターネフが「もはや荒療治のほかなし」と放言したが、その荒療治の日は、いよいよ近くに迫ったのであった。房枝は、そんなこととは、夢にも思っていない。ニーナたちをうたがうどころではない、ニーナのかくれた美挙にすっかり感激し、ニーナをすっかり信じかつうやまっているのであるからまことに困ったものであった。

帆村探偵は、今なにをしているのであろうか。

そしてついに、その日が来た。花の慰問隊の大行進! 東京の工場という工場が、うつくしい花束や、おそろしい爆薬を秘めた花籠で飾られる日が来たのであった。

あやしき見張