일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

いぬとふえ

犬と笛

芥川 竜之介

芥川 竜之介의 犬と笛(いぬとふえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,752자 · 16화면

아오조라 문고

さあ、早く、御父様の所へ御帰りになる御仕度をなすって下さいまし。」

こう髪長彦が云いますと、三匹の犬も御姫様の裾や袖を啣えながら、

「さあ早く、御仕度をなすって下さいまし。わん、わん、わん、」と吠えました。

しかし御姫様は、まだ御眼に涙をためながら、洞穴の奥の方をそっと指さして御見せになって、

「それでもあすこには、私をさらって来た食蜃人が、さっきから御酒に酔って寝ています。あれが目をさましたら、すぐに追いかけて来るでしょう。そうすると、あなたも私も、命をとられてしまうのにちがいありません。」と仰有いました。

髪長彦はにっこりほほ笑んで、

「高の知れた食蜃人なぞを、何でこの私が怖がりましょう。その証拠には、今ここで、訳なく私が退治して御覧に入れます。」と云いながら、斑犬の背中を一つたたいて、

「噛め。噛め。この洞穴の奥にいる食蜃人を一噛みに噛み殺せ。」と、勇ましい声で云いつけました。

すると斑犬はすぐ牙をむき出して、雷のように唸りながら、まっしぐらに洞穴の中へとびこみましたが、たちまちの中にまた血だらけな食蜃人の首を啣えたまま、尾をふって外へ出て来ました。