일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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こぶ

犬田卯短編集 一

犬田 卯

犬田 卯의 犬田卯短編集 一(こぶ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 48,259자 · 96화면

아오조라 문고

そのとき黄金の光りは此方――丘の裾の長く伸びた耕地にまで輝き渡って来た。畑地の方の薄い靄を含んだ水のような空には、もう雲雀が高く揚って、今日一日の歓喜を前奏しつつあった。

荷を下ろすより早く彼らは各自仕事にとりかかった。おせきは万能を手にして代田の切りかえしであった。由次は掘割へ自分の持って来た長柄の鋤簾を投げ込んで、そして泥上げである。上流の広い耕地から何時とはなしに押し流されて来て沈澱するここの泥土は、自然に多くの肥料分を含み、これさえ上げれば大してその部分だけは施肥する必要がなかったばかりか、その上、水田そのものが年一年と高くなって、いくらか秋の水害を脱れるたしになったのである。

「勝、早く持って来う、この野郎」と浩平は待ちきれなくなってどなった。「なにを、それ位のもの、愚図ったれていやがるんだ。」

勝はひどく汗をたらし息を弾ませながら、やっと父親の立っている足許に鋤簾の先端を突き出すと、ばたりとそこへ竹竿を投げ出した。

「由兄の野郎、ずるいや」と彼は泣きそうに言った。

「何だ、俺がどうした。この野郎」遠くから由次が応酬した。「俺ら、自分で自分のを持って来たんだねえか。