후리가나로 읽는 일본 고전
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こぶ
犬田卯短編集 一
犬田 卯
犬田 卯의 犬田卯短編集 一(こぶ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 48,259자 · 96화면
さぶちゃんは村の子供達の総大将となって学校への往復を独裁していた。ある時は隣村の生徒達を橋上に要撃し、ある時は女生徒の一群を襲って、その中の、娘になりかかった何人かの袴の裾をまくった。
彼は年中誰かをいじめていなければ気がおさまらぬらしかった。圭太は、姿を見せさえすれば苛められた。ことに橋の欄干を渡れと何回か言われて、決して渡ったことのなかったのが、さぶちゃんへ当面の問題を提供していたのだった。
二
圭太はすでに欄干の上へ追い上げられていた。彼は振り切ろうとしたが、それが不可能だったのだ。さぶちゃんは握り太の茨のステッキを持っていた。彼の一味の子分達が、またそれぞれの獲物をもって、圭太を取りかこんでしまっていたのだ。
「早く渡らんか!」
さぶちゃんはステッキで圭太の尻を小づいた。
「渡らなけりゃ、みんなして川の中へ突き落としてやるから。」
傍から二三のものが口を出す。
「下駄で渡れ!」
「裸足で渡ったんでは、渡った分だないぞ!」
「さあ、早く!」
さぶちゃんは眼に角を立てた。
仕方なしに圭太は下駄を脱ごうとした。渡って見ないで渡れない圭太だった。