일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

くるいだこ

狂い凧

梅崎 春生

梅崎 春生의 狂い凧(くるいだこ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 111,430자 · 226화면

아오조라 문고

大同を出発すると、見渡す限り砂漠で、砂丘また砂丘です。それに何てえか、蒙古嵐というやつがびゅんびゅん吹きすさんでいる。時々山みたいな風景のところに差しかかると、分遣隊があるんですよ。二、三十人ぐらいの人員で守っている。よく来たな、ご苦労さんご苦労さんと、熱い茶などを接待して呉れたりするんだ。結局大同から左雲まで、七、八時間ぐらいかかった。距離的にもものすごい山の中に入ったわけですな」

「心細かっただろうね」

「そりゃそうですよ。矢木君も言ってたね。もしここで包囲されて襲撃されたら、生きちゃ帰れないなってな。トラックで八時間もかかるところだから、走って逃げるわけには行きませんや」

「その左雲に部隊があったんだね?」

「そうです。そこらが第二大隊の警備地区になっていて、左雲に大隊本部があった」

栄介は海面を眺めながら、広漠とした砂漠の中を列をつくって進んで行くトラック隊や、吹きすさぶ嵐や、左雲の街の状況を想像していた。しかし眼に見えるようにうまくは想像出来なかった。時間的に考えると、彼はその頃まだ家にいて、たしか毎日釣りをしていた筈で、近くの沼で鮒などを釣っていたに違いない。