일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ねことしょうぞうとふたりのおんな

猫と庄造と二人のおんな

谷崎 潤一郎

谷崎 潤一郎의 猫と庄造と二人のおんな(ねことしょうぞうとふたりのおんな)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 68,020자 · 131화면

아오조라 문고

此処の家では、亭主が女房の好き嫌いを無視して、猫を中心に晩のお数をきめていたのだ。そして亭主のためと思って辛抱していた女房は、その実猫のために料理を拵え、猫のお附き合いをさせられていたのだ。

「そんなことあれへん、僕、いつかて自分が食べよう思うて頼むねんけど、リリーの奴があないに執拗う欲しがるさかいに、ついウカッとして、後から後から投げてまうねんが。」

「云いなさい、あんた始めからリリーに食べさそう思うて、好きでもないもん好きや云うてるねんやろ。あんた、わてより猫が大事やねんなあ。」

「ま、ようそんなこと。………」

仰山に、吐き出すようにそう云ったけれど、今の一言ですっかり萎れた形だった。

「そんなら、わての方が大事やのん?」

「きまってるやないか! 阿呆らしなって来るわ、ほんまに!」

「口でばっかりそない云わんと、証拠見せてエな。そやないと、あんたみたいなもん信用せエへん。」

「もう明日から鰺買うのん止めにしょう。な、そしたら文句ないねんやろ。」

「それより何より、リリー遣ってしまいなはれ。あの猫いんようになったら一番ええねん。」

まさか本気で云うのではないだろうけれど、タカを括り過ぎて依怙地になられては厄介なので、是非なく庄造は膝頭を揃え、キチンと畏まってすわり直すと、前屈みに、その膝の上へ両手をつきながら、