일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ごくちゅうへのてがみ

獄中への手紙

宮本 百合子

宮本 百合子의 獄中への手紙(ごくちゅうへのてがみ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 174,521자 · 344화면

아오조라 문고

夕刻、寿が来ました。(その間に手紙かいたわね)次の日から荷物のかき集め、生れた家から出るというので、何となし喋りたく美味しいものがたべたく、そういう寿のこころと口とを満すために相当困憊いたしました。二十八日に、トラックが来るというので二十七日に男雇って荒準備しましたが、二十八日は遂に来ず。今のトラックなんて、来るのが奇蹟故、つまり来るならいいがと大気をもみよ。国は電報をよこして、トラックキタカ、イツクルカ、ヘン、というわけです。次のイツクルカは、わたしのことなの。申していたでしょう? もしかしたら月末から一寸行こうなんて。そのことなのよ。トラックは三十一日に来るということになったし寿一人のこして行くなんて不可能ですし、クマさんが大した成長ぶりで食慾のかたまりみたいに一日わたしを煽ります。何にいたしましょう、何にいたしましょう。

三十一日には其でも奇蹟が実現して、トラックが来ました。十時すぎ。それからすっかり積んで、十二時迄出発。寿一時何分かの汽車にのって、あっちで荷物うけとるの、それは考えても気の毒です。何しろ寿の荷物と云ったら、大きい一身上のうえにピアノだ机だ、ワードローブだと、男が三人でもやっとこのもの(ピアノ)などだから実に大したことでした。