후리가나로 읽는 일본 고전
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
宮本 百合子의 獄中への手紙(ごくちゅうへのてがみ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 174,521자 · 344화면
アメリカ的渾沌にあきて、彼は法則の世界を求めているのでしょうね、法則を知りたいのよきっと、ね。人間の理性にたよるべきものを見出したいのよ、ね。しかし彼に誰か人あって、人間の文学は、パブロフ以後の生理学の示す第二命令系統の問題であること、単なる生理的反応が人間精神でない、ということを示してやらないでしょうか。科学の貧困が哲学へのめりこみ、文学の貧困が自然科学へのめりこむ工合は複雑ね。
そう云えばフランスでは最近シュバリエがマーキによって命を失いました。ピアノのコルトだの所謂名人が同じフランス人によってとらえられました。シャトウブリアンの孫の作家がどっかへ亡命し、NRFの或編輯は自分の頭に玉を射ちこみました。街の歌手、あんなにフランスの民衆が彼の粋さを愛していたシュバリエですが、悲しいかなその粋は商品であって、巴里っ子魂ではなかったらしいのね。芸術的技能が商品化した連中は、国際市場の変動につれて、価格暴落でね。
さて、話は家事茶飯に戻ります。樺太で電気技師をやっていると、ちがうわね、こまかい当節の波にもまれていなくて、若々しい専門的興味があって疲れたが面白うございました。