후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
宮本 百合子의 獄中への手紙(ごくちゅうへのてがみ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 229,387자 · 453화면
私としては主を従にして考えたつもりではなく、確にあわてたこともあり、且、永続的な条件に対して何か備えたいと考えられたからでした。主を主とするために、と考えた。だが、そう云っていてはきりがなくなると云われ、将来の自分の時間というものを勝手に都合よく予約ずみのように考えていたことが、誤っていたと思います。私の事情として、今二つに分けて考えるのが抑という点も、その心持のぐるりを細かにしらべて見れば、やはり貴方が指し示して下すった点の重要さがわかります。本当にありがとう。あんな短い時間のうちに、これだけ大切なことを云って貰えたことを私は感謝するし、又、貴方としたら何か歯痒かろうとすまなく感じます。あの足場から、この足場へと、はっきり着々と堅固にのぼってゆく途中で、次の岩の方へ手をのばしながら、頓馬に首をのばして下をのぞいているみたいであった。
登山の初心者はこれをやって、そしておっこちたのでしょう。貴方のこわい顔でそこ、そことさされ、その地点の性質もよく見きわめたし、足がかりの刻みつけかたも、分っていたところと一層ウム、成程と身に徹えた。このことについては、ここに書き切れない位の感謝があります。